鍼灸治療・訪問鍼灸
院長からのお願い
- 1どんな治療でも養生が悪い場合、よい効果を得ることはできません
- 2もっとも大切なことは、あなた自身が真剣に治そうとする心構えです
- 3治療中はできる限り心身を案じ、必ず治るという信念をもって、あれこれ迷わずお任せください
治療中は特に次の事項をお守りください
- 睡眠時間を十分におとり下さい
- 食事は刺激の強いもの、脂っこいもの、飲酒、大食いは慎んでください
- 薬は医師の指示に従ってください
鍼灸の適応症
一般的に鍼灸治療は肩こり、腰痛ぐらいにしか効果が無いように思われがちですが、多くのつらい症状や病気に効果があります。
こんな症状の方へ
- 交通事故によるケガ
- 交通事故による後遺症
- ムチウチ等
- 肩こり
- 頭痛
- 手足のしびれ
- テニス肘
- 野球肘
- 野球肩
- 腱鞘炎
- その他各種スポーツ障害
- 背中の痛み
- 四十肩・五十肩
- 膝痛・腰痛
- ギックリ腰
- 坐骨神経痛
- 脊柱管狭窄症
- 椎間板ヘルニア
- 顔面神経麻痺
- 三叉神経痛
- めまい
- 耳鳴
- 突発性難聴
- 更年期障害
- 生理痛
- 月経不順
- 冷え性
- 便秘
- 下痢
- 不眠症
- 外反母趾
- 足のむくみ
- 胃腸疾患
- 不妊
- 夜泣き
- かんのむし
- アレルギー症状
- アトピー性皮膚炎
- ぜんそく
- 自律神経失調症
- 疲れ
- 円形脱毛症
- 生活習慣病予防
- 身体の歪み
治療の効果と治療回数について
鍼治療の効果は発病して日の浅いものほど早く治ります。1回の治療で激しい症状がピタリと軽減することがありますが、慢性症状になりますと気長に続けなければ治りません。
治療は毎日続けた方が効果的ですが、症状により1日おき、2日おき、または1週間に1回程度で快癒してゆく場合もありますので、指示通りにご来院ください
鍼灸は人生を豊かに生きるための養成法として、また疾病予防として大変効果があります。一方、人の恒常性は、神経・ホルモン・免疫の3つを軸としたバランスの上に成り立っています。鍼灸はココに有効な作用をもたらします。
痛みと鍼灸
私たちの体の中には、痛みを引き起こして色々な危険信号を発してくれる、ヒスタミン・ブラジキニンなどの【発痛物質】と痛みを抑えてくれる、エンドルフィン・ノルアドレナリン・セロトニンなどの【鎮痛物質】があります。
鍼治療には、これら鎮痛物質を中枢で大量に産出させ、痛みを緩和してくれる働きがあります。
アレルギーと鍼灸
アレルギーによってひどい皮膚疾患にかかったり、小児喘息に苦しむ子供たちが増えています。
鍼灸にはアレルギーによって異常をきたした自律神経機能と内分泌機能を調節し、自己治癒力を高める作用があります。
これらの働きがアレルギーの原因を解消するのではないかと考えられています。
免疫機能と鍼灸
鍼灸は古くから、細菌が原因の【細菌性炎症】に効果を示してきました。これは、鍼灸治療によって白血球数が増える等の免疫機能が増進するためです。
白血球には外部から侵入してきた細菌・病原菌を飲み込んで殺してしまう機能【貪菌作用】があり、鍼灸治療でその強い白血球が増えれば、病気に罹りにくいという訳です。病気に罹りやすい子供の場合はとくに、一次しのぎの薬よりも、時間をかけて体質を改善する鍼灸治療を継続することが望ましいと言えます。
鍼灸治療直後の白血球の変化
- 白血球数が増加して2,3日はその数を保ち、数週間治療を継続するとリンパ球も増加する
- 各種白血球が血管内を流れる平均遊走速度が速くなる
- 黄色ブドウ球菌に対する白血球の貪菌力が通常の1.5倍増加する
という研究結果の報告からも分かるように、鍼灸の効果は科学的にも立証され、西洋医学でも解明できないような病気の治療として、いま注目されています。
反応および副作用について
治療後、一時的に色々な症状が出てくることがあります。これを東洋学では、好転反応あるいは瞑眩(めんげん)といって、むしろ効果の現れる証拠とされていますからご心配ありません。時が経てば必ず良い効果を期待できます。
薬のような習慣性や副作用はありません。鍼灸治療は病気ばかりではなく体質を改善し、病気に罹りやすい素因を除いてくれます。(*未病を治す)
定期的な治療をすることにより、疾病予防と体力の向上を図り、健康管理の医術としてその真価を発揮します。
交通事故後の諸症状は鍼灸治療が効果的です。自動車保険が多くの場合適用となりますのでご相談ください。また、お困りの症状や病気についてもお気軽にご相談ください。